イボは皮膚にできる小さなドーム上の盛り上がりです。

イボは皮膚にできる小さなドーム上の盛り上がりです。

厳密には疣贅(ゆうぜい)と呼ばれる、「できもの」の一種です。

イボはできる場所によっては気になってストレスを感じてしまうこともあります。

なぜイボができたのかがわからないと余計に不気味に感じてしまう方も多いでしょう。

ここでは、イボができてしまう3つの原因について説明します。
さまざまな種類のウイルスに感染したことが原因のイボ
イボができる一つ目の原因はウイルスです。

特に若い方にできるイボはウイルスが原因であることが多いです。

ウイルスに感染してできるイボのことをウイルス性イボまたはウイルス性疣贅と呼びます。

代表的な原因となるウイルスには「ヒトパピローマウイルス」があります。

ヒトパピローマウイルスと一口にいっても200を超える種類があります。

そのため、ヒトパピローマウイルスの種類によって感染しやすい部位が異なってきます。

尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)は、子どもの手足にできやすいウイルス性のイボです。

足底疣贅(そくていゆうぜい)は、尋常性疣贅が特に足の裏に出来た場合のウイルス性のイボです。足の裏にあるため体重がかかりやすくイボでありながら隆起しないのが特徴です。

子どもに出来やすいミズイボは、ヒトパピローマウイルスではなく、伝染性軟属腫ウイルスが原因です。

ウイルス性のイボは他の人に感染する病気です。

皮膚科医で治療ができますので相談してみることをお勧めします。
高齢者に多い紫外線を大量に浴び続けたことが原因のイボ
イボができる2つ目の原因は加齢や紫外線による肌の老化です。

高齢になってからできるイボは、肌の老化が原因であることもよくあります。

肌の老化が原因でできるイボのことを老人性イボ、年寄りイボと呼びます。

専門的な言葉では、脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)または老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)とも呼ばれます。

多量の紫外線を浴びることによってできた老人性イボの場合は、メラニンが角質とくっついてできるため褐色の数mmの小さな点のように見えます。

この老人性イボは、顔や首や腕といった普段から露出することが多く紫外線を受けやすい皮膚にできやすいという特徴があります。

老人性イボは、ウイルス性イボのように他の人への感染の心配はありません。

見た目が気になるので直したいという場合は、皮膚科医でレーザー治療などで治療することができます。

老人性イボは老化現象の一つですので、あまり気にすることはありません。

しかし、急にイボが増えてきたりした場合は、内臓疾患の恐れがありますので医師に相談してみることをお勧めします。
加齢が原因でできるイボは20代でも注意が必要です
先ほど述べた老人性イボは比較的高齢な方に見られるイボですが、早い人では20代から加齢が原因のイボができてしまいます。

20~30代以降の首などのやわらかい皮膚にできることが多いこのイボは、アクロコルドンと呼ばれています。

もちろん、首のイボの全てがアクロコルドンとは言い切れませんが、1~3mm程度の小さなぽつぽつとした形状で茶褐色をしている場合はアクロコルドンである可能性が高いです。

アクロコルドンは、加齢や肌ストレスによって肌のターンオーバーがうまくいかないことでできます。

ターンオーバーで排出されるはずの古い角質が残って盛り上がったものがアクロコルドンとして出てくるのです。

アクロコルドンは、老化現象の一つといわれていて、他の人へ感染するリスクもなく、特に治療をする必要はありません。

しかし、見た目が気になったり、服などとの摩擦によって痛みを感じる場合は、皮膚科医に相談して治療することも可能です。
イボにはウイルス性のイボと加齢が原因のイボがある
今述べたように、イボにはさまざまな原因があります。

ウイルス性イボの場合は、自身や他の人への感染のリスクがありますので、皮膚科医での早期の治療をお勧めします。

紫外線や加齢が原因のイボについては、自然な老化現象であり、感染の心配もないため、無理に治療をする必要はありません。

どちらの原因のイボでも皮膚科医での治療が可能ですので、気になっている方は相談してみると良いでしょう。